2年ほど前に、お金の勉強をしようと思って簿記のテキストを買いました。
2年間、全くやりませんでした。
古本屋さんで30円で買取してもらいました。
簿記の勉強が続かなかった理由
そもそもなんですけど、学校の勉強みたいに「これやりなさい」って言われるもの以外は、自分にとって本当に必要と思えるものをやった方がいいと思うんですよね。
ここでいう「必要と思える」にも段階があって、頭で考えている必要なことと、心の奥底から湧き出てくる必要なことです。
頭で考えている必要なことは、時に本心とは異なることがあり「この資格を取ったら就職に有利そう」「これが流行っているから一応やっておくか」「なんかよくわからないけどこれから重要になるらしい」みたいな考えであることも多いです。
自分は今回このパターンで、お金の情報を発信している両学長が「一般常識として簿記の勉強はしておくといい」みたいな発言をしていたのを聞いて、じゃ簿記の勉強するかってなっただけです。
簿記に興味もないし、やりたかったことじゃないし、なんなら自分ではその必要性を感じていないのに人がいいっていうからやっただけ。
これでは続かないし、やっていて楽しいわけがありません。
本当に自分に必要なことを勉強しよう
限りある人生の中で、どんなことを勉強したらいいのかというと、自分にとって本当に必要なことです。
先ほどの言い方をすれば「心の奥底から湧き出てくる必要なこと」。
「お金の悩みを抱えている友人の役に立ちたい」と心底思うなら簿記の勉強を続けていたかもしれません。
でも自分の心から湧き出てくるものはそうではなかった。
だからといって簿記のテキストを買ったりちょっとだけ開いてみたことは無駄だったのか?というと、そうは思いません。
理由はなんであれ、やってみようと思ったことに対してやった行動は、また別の行動を生むための原動力になるからです。
やってみた結果、今の自分には合わなかったということがわかったので、また別の何かをやってみればいいのです。
それが合うかもしれないし、また合わないかもしれない。
だけど、自分に合うこと、必要なこと、好きなことなんてただ考えていても見つかるわけはないので、手当たり次第行動して見極めていくのが手っ取り早いと思います。
やらずに「簿記の勉強したって意味ない」と言っている人の1億倍意味のある行動をしたと思います。