手放した物

紙媒体で管理しているものをデータ化していく

奥さんと結婚してから、慶弔費をシェアするために文房具メーカーのコクヨが出している「慶弔記録帳」というノートを買いました。

これまで結婚祝いや出産祝いをいただいたり、他人に対してお祝いやお香典を贈った際に「誰に、いくらもらった(渡した)」というものを残しておくことで、今後の同じような場面の相場感を参考にするのに大変役に立ちます。

ただ、そのノートも年間で何回かしか書くことがないんですよね。

逆を言えば、この先何十年もデータをノート一冊に残しておけるのは便利かもしれないですが、やはり紙で残しておくといろいろ不都合が生まれることも考えられます。

  • 子どもが誤って落書きをしてしまう
  • コーヒーをこぼして過去のデータが見えなくなる
  • 劣化して過去の文字が薄くなってしまう
  • 燃えたら一発でなくなる
  • 家が倒壊するような災害に巻き込まれたら破れたりなくなったりする

ということでスプレッドシートに記録を全部写して、ノートは処分することにしました。

スプレッドシートは夫婦で共有しておけば「慶弔記録帳どこにしまったっけ?」とわざわざ聞かなくても、いつでも自由に確認ができたり、書き忘れがあれば気づいた時に追記できます。

個人の支出なのでそこまでやるかは分かりませんが、スプレッドシートのパフォーマンスを生かして年間あたりの支出額の合計や平均を算出したり過去のデータベースからどんなイベントが発生しているかを分析して「今年はお葬式が増えそうだな」みたいなことまではやらないと思いますが、やはりクラウド保存しておくと便利。

たかがノート一冊、されどノート一冊。

物質的に保存しておかなくてもいいものはやめて、家の中を少しでも広くしていきたいものです。

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