昨日、マルチタスクは非常に効率が悪いって話を書いたので思い切って手放すことにしたのがコレ。
ベルトに付属していた輪っかみたいなのです。
自分が使っているベルトはリバーシブルタイプになっていて、バックルの部分でベルト本体を外して表裏を入れ替えると黒と茶色が使い分けできる仕様になっています。
そのため、表で見える色に合わせてこういった輪っかも2色付属していたのですが、買ってからの数年間で一度も茶色を使ったことがありません。
だけど「いつか茶色使いたくなるかもしれん…」と思って、ずっとキープしていました。
何年間も黒一本でやってきたのに、いつか茶色が使いたくなるかもしれないなんて、どういう思考でそうなるんですかね?
今思ってないことはその先でも思うことは可能性が低いかもしれないし、そもそもなんでリバーシブルタイプを買ったんだって話です。
ベルト買う時は黒い皮のベルトが欲しいと思って買いに行っているのに「こちらはリバーシブルなので気分によって使い分けができます」と言っていた売り場のお姉さんがかわいかったからと言って「あ、それいいですね」ってなるか普通?
ならないですよね。
もしそのお姉さんが「インド行ったら人生変わります」って言ったらインドに行くんですか?行きませんよね?
なのになんでベルトはリバーシブルにできますって言われてリバーシブルにするのか理解ができない。
でもまあベルト自体は気に入っていて黒い方でずっと使っているわけなので、やっぱこの先も茶色い方にしてみようとはならない気がします。
ならないとは言い切れないけど、なったらなった時に考えたらいい。
最初から気分に応じて2色を表裏で使い分けているわけではないので、出番の来る確率が低い茶色い輪っかは待機させたまま引き出しの一角にい続けてもらうことをご遠慮いただくことにしました。
こういう小さなものでも「ずっと使っていないと自覚しているもの」が頻繁に目に入るだけで、我々の脳は「いらんか?いや、いつかいるか…いつかっていつ?」みたいな自問をくりかしています。
毎日できる選択の数は限られています。
自分で決めなきゃいけないことが決められない原因の一つは、こういうしょーもない選択疲れの積み重ねだと思います。
日々をもっと意義あるものにするために、不要な選択肢は減らしてもっと大事なことに頭使っていきましょう。