先日、友人の結婚式に出席しました。
コロナ禍では何組もの友人たちが結婚式を断念していたので、久しぶりにこういう場に行けて幸せな気持ちになりました。
ところが、そんな幸せな場に漬け込んだ悪しき習慣があります。
引き出物です。
誰も幸せにならないので、せーのでやめにしましょう。
ご祝儀とは誰のためのものですか?
間違いなく新郎新婦のためのものです。
それなのに、お祝いをいただいたら引き出物をお返しするという、誰が決めたんだそれっていうルールのせいで、新郎新婦の元には100%ご祝儀が届きません。
新郎たちは誰に、いくらくらいで、どんなものを送るかを考えなくてはいけません。
手間かけさせすぎ。
ご祝儀を送る方としては、おめでとうの気持ちを込めて送っているので、そのまま全部自分たちの必要な物事に使ってほしい。
そもそも引き出物をもらっても、好みじゃない物を家まで持ち帰らせるリスクが発生します。
もらう方にも労力がかかります。
なら、いらんわ。
となると、引き出物で幸せになるのは誰ですか?
引き出物を取り扱っている会社の人たちです。
結婚式をする人も、参列する人も幸せになるとは限らない物を送り合うのやめませんか?
お祝い返などもそうです。
お祝いの気持ちで送っているのだから、返さなくていいよ。
受け取っておいてほしい。
で、こちらに何かめでたいことがあったときにささやかにお祝いしてくれたら大満足です。
ということでわざわざ持ち帰ったコップが全然使いたいと思えるものじゃなかったので、ヤフオクで売りました。